現在、サイバーセキュリティ月間です

2025年2月1日から3月18日までは、サイバーセキュリティ月間です。この機会に、中小企業の皆様には、改めてサイバーセキュリティ対策の重要性を認識し、具体的な行動に移すきっかけにしたいところです。

近年、中小企業を狙ったサイバー攻撃は巧妙化・多様化しており、その被害も甚大です。事業停止、顧客情報の漏えい、金銭的な損失など、企業経営に深刻な影響を与える可能性があります。

しかし、中小企業の中には、「うちのような小さな会社は狙われないだろう」「対策にお金をかける余裕がない」と考えている方も少なくありません。

しかし、サイバー攻撃者は、セキュリティ対策が手薄な中小企業を狙ってきます。また、対策を怠ることで、より大きな損失を被る可能性もあります。

そこで今回は、サイバーセキュリティ月間を機に、中小企業がまず取り組むべき対策を、ステップ形式でご紹介します。

ステップ1:現状把握と意識改革

  • 自社の情報資産の洗い出し: まずは、自社がどのような情報資産を持っているのかを把握しましょう。顧客情報、従業員情報、営業秘密、財務情報など、重要な情報資産をリストアップします。
  • リスクアセスメントの実施: リストアップした情報資産に対して、どのようなリスクがあるのかを評価します。マルウェア感染、不正アクセス、情報漏えいなど、想定されるリスクを洗い出します。
  • 従業員への意識啓発: サイバー攻撃の手口や対策について、従業員に周知徹底します。標的型メール攻撃、フィッシング詐欺、パスワード管理の重要性などを理解させることが重要です。

ステップ2:基本的なセキュリティ対策の実施

  • OSやソフトウェアのアップデート: OSやソフトウェアの脆弱性を悪用した攻撃を防ぐため、常に最新の状態にアップデートしましょう。
  • ウイルス対策ソフトの導入と定義ファイルの更新: ウイルス対策ソフトを導入し、常に最新の定義ファイルに更新しましょう。
  • ファイアウォールの導入と設定: 不正アクセスを防ぐため、ファイアウォールを導入し、適切な設定を行いましょう。
  • パスワード管理の徹底: 推測されやすいパスワードの使用を避け、複雑なパスワードを設定しましょう。また、定期的にパスワードを変更することも重要です。
  • バックアップの実施: 万が一、サイバー攻撃を受けてデータが破損した場合に備え、定期的にバックアップを実施しましょう。

ステップ3:より高度なセキュリティ対策の検討

  • 多要素認証の導入: IDとパスワードに加えて、別の認証要素(スマートフォンアプリ、生体認証など)を組み合わせることで、不正アクセスのリスクを低減できます。
  • セキュリティログの監視: ネットワークやシステムのログを監視することで、不正アクセスやマルウェア感染などの兆候を早期に発見できます。
  • セキュリティ診断の実施: 専門業者に依頼して、自社のセキュリティ対策の脆弱性を診断してもらいましょう。
  • インシデント対応計画の策定: サイバー攻撃を受けた場合の対応手順を事前に策定しておきましょう。

ステップ4:継続的な見直しと改善

サイバー攻撃の手口は日々進化しています。そのため、一度対策を講じたからといって安心せず、定期的にセキュリティ対策を見直し、改善していくことが重要です。

中小企業向けの支援制度

国や地方自治体では、中小企業のサイバーセキュリティ対策を支援するための様々な制度を用意しています。

  • 専門家派遣制度: セキュリティ専門家を派遣し、自社のセキュリティ対策に関するアドバイスを受けることができます。

これらの支援制度を積極的に活用し、自社のセキュリティ対策を強化しましょう。

サイバーセキュリティ対策は、中小企業にとって経営課題の一つです。サイバーセキュリティ月間を機に、自社のセキュリティ対策を見直し、強化することで、安心して事業を継続できる環境を構築しましょう。

信州地域エネルギー株式会社は長野県上田市で、中小企業の皆様のデジタル化・DX化のお手伝いを行っています。その一環として、個人情報の棚卸し、個人情報保護法の要件を満たしているか等も一緒に取り組んでいます。